akai6636’s blog

大学生による趣味ブログです(野球・本・酒)

9月28日 阪神vs広島 2安打の完封負け

1回表広島の攻撃

阪神の先発は秋山。去年から広島相手には抜群の安定感を誇っています。先頭バッターに対し3球連続ボールとするも、そこから3球連続ストレートで三振を奪います。少し心配しましたが、3者凡退に抑え、上々の対上がりでした。

1回裏阪神の攻撃

広島の先発は床田。こちらも三者凡退に抑えました。解説の藤川さんも言っていましたが、床田投手はコントロールがいいため、キャッチャーの會澤選手のリードにしっかりとついていけている感じがします。

2回裏阪神の攻撃

先頭の大山がフォアボールで出塁し、続く糸原がライト前ヒット。0アウトランナーなしとします。この二人は9月は調子がいいですよね。しかしその場面でサンズ、佐藤が凡退となりました。サンズの打球は悪くはなかったですが、外野の正面に飛んでいってしまったことからも調子の悪さがうかがえます。8番の梅野も全くタイミングが合っていませんでした。ランナーは出ても返すバッターの調子が上がってこないことには点は取れませんよね。

3回表広島の攻撃

チャンスの後にはやはりピンチが訪れるものですね。8番の會澤には低めのフォークボールを上手く打たれたのでこれはしょうがないですが、続く9番床田の送りバントを秋山が送球エラー。一気にピンチを拡大させてしまいました。しかしここからの秋山は流石のコントロールでした。2番小園に対して追い込んでからフォークを連投するなど少し勝負を急いでいるような配球にも見えましたが、投げミスがほとんどなかったことでなんとかピンチを抑えたと言えるでしょう。

4回表広島の攻撃

先頭の西川をいいフォークボールで三振に抑え、ここからさらに勢いに乗っていくかと思われた秋山でしたが、続く4番の鈴木誠也に初球を左中間のスタンドに運ばれました。しかし秋山の投げたこのボールは悪い球ではありませんでした。アウトローに構えられた梅野のミットに吸い込まれるようなスライダーだったので、それを打ったバッターを褒めるしかないでしょう。一つ問題点があるとするならば、鈴木誠也の1打席目でもアウトコースばかりを攻めていたのでもう少しインコースを攻めても良かったのかなという点です。

4回裏阪神の攻撃

マルテ選手は少しもったいないバッティンスをしたように見えました。真ん中に入った甘いボールをボテボテのショートゴロでした。大山選手は1打席目同様フォアボールで出塁しましたが、やはりそれを返す打順のバッターが機能しませんでした。

5回表広島の攻撃

先頭の會澤が今日2安打目となるツーベースを放ちます。そして3回表と同じように床田の送りバントをマルテが送球エラーし、今度はこれが失点につながってしまいました。しかし、そこから秋山にとっては厳しい打順が続いたものの1失点に抑えたという点はなんとか粘ったと言えるでしょう。

6回裏阪神の攻撃

1番バッターから始まるこの回は、近本がツーベースヒットを放ち、点が入るかなという状況ができましたが、そこからヒットが出ませんでした。1アウト3塁から1点も入れることができないというのは、エラーから失点をしているこの試合の流れの悪さを感じてしまいます。

8回表広島の攻撃

この回からピッチャーが岩貞に変わりました。現在阪神には岩崎以外の左の中継ぎ陣が不足しているよう感じます。及川という若手がいるものの、やはり安定感のあるベテランがもう一人欲しいチーム事情があると思います。しかし、今日も二人に対して投げて1安打を許すなどまだまだ安定感のあった頃には戻れていないといった印象です。

まとめ

今日は広島相手に相性のいい秋山が先発でしたが、野手が1点も取ることができずに負けてしまいました。巨人との3連戦をいい形で終えられらだけにここから勢いに乗りたいところでしたが、チャンスを作っても後一本が出ない試合でした。その原因の一つとしてはやはりエラーがあると思います。守備で試合の流れを悪くしてしまいました。ここまで阪神の失策数はリーグトップの79。ここから優勝を目指すにはこういったミスを減らしていくことが必要不可欠であると考えられます。

余談ですが藤川球児さんの解説はいつ聞いても素晴らしいですね。元選手でし持ち得ない視点で、他の解説者の方よりももっと深い考察を聞けるのでテレビを見ていてより楽しいですよね。藤川さんには監督になって欲しい気持ちもありますがどちらかというとこのまま解説者として活躍して欲しいと個人的には思っています。