akai6636’s blog

大学生による趣味ブログです(野球・本・酒)

10/10 阪神vsヤクルト 天王山!!

1回表阪神の攻撃

ヤクルトの先発は石川。後半戦は防御率1点台と好調を維持しており、この日も近本、中野を簡単に打ち取り調子はいいように感じられました。阪神は3番マルテ、4番大山が追い込まれながらも粘りのバッティングでセンター前ヒットを放ちますが、続く糸原は初球のど真ん中ストレートを見逃し、追い込まれてからの変化球を空振り三振となりました。

1回裏ヤクルトの攻撃

先頭の塩見がフルカウントから2球粘って四球を選びます。塩見は今シーズン出塁率が.368と高く、阪神にとって非常に嫌な1番バッターですね。続く青木をセンターライナーで抑えるも、山田、村上を四球、死球で満塁とし5番オスナがレフトへのタイムリーヒット。ガンケルは少しボールが引っかかっていてコントロールがあまり定まっていませんでしたが、最終的にこのピンチを1点で抑えられたことに関してはよく粘ったと言えるのではないでしょうか。

2回表阪神の攻撃

先頭の小野寺が甘く入った球をライトへの2ベースヒット。小野寺らしい非常に綺麗なバッティングでした。しかし後続が続きませんでした。石川の緩急を利用した丁寧なピッチングをなかなか崩すことが出来ません。

3回表阪神の攻撃

1回と同じく近元と中野が打ち取られたあとマルテ大山が出塁し、1回で三振に倒れた糸原もピッチャー強襲の内野安打で満塁のチャンスを演出しますが、今度は小野寺に一本が出ませんでした。石川がベテランらしい緩急のある投球で今日5つ目の三振を奪い無失点のイニングが続きます。

3回裏ヤクルトの攻撃

先頭の青木が初球をバックスクリーンに運び2-0とします。

4回表阪神の攻撃

佐藤が三振に倒れた後梅野、山本の連打と近本の四球で1アウト満塁とします。1回から3回までチャンスを作るも点が取れなかった中で再び大きなチャンスが中野に回ってきました。石川には少し疲れが見えてきていた中、真ん中低めの球を中野がセンターに運び同点となります。ここで投手交代で2番手の大西が登板しますがマルテに四球を与え再び1アウト満塁とした後、大山が打った打球をサード村上がまさかのトンネル。阪神が2点を追加しこの試合初めてリードを奪います。しかしここから大西が粘りの投球で追加点とはなりませんでした。

5回表阪神の攻撃

この回からピッチャーがスアレスに変わりました。梅野、島田が簡単に打ち取られてから近本がスアレスに12球投げさせて死球を受けます。かなり長い間うずくまって立ち上がらなかったので心配しましたが、歩いて1塁まで歩いていたので大丈夫なようですね。続く中野が2塁打を放ちチャンスを拡大させますがここも追加点とはなりませんでした。

5回裏ヤクルトの攻撃

1番から始まるこのイニングは特に先頭の塩見には慎重に攻めたいところでしたが、甘い球をバックスクリーンに運ばれてしまいました。ここでピッチャーが馬場から及川に変わりましたが2番青木に対して死球、3番山田、4番村上に死球で0アウト満塁のピンチを迎えます。ここでピッチャーが小川に変わり5番オスナに対する初球、高めのボール球をセンターフライにされタッチアップで4ー4の同点となります。しかしここから小川がよく粘りヤクルトの勝ち越しを許しませんでした。

6回表阪神の攻撃

大山、糸原が連打で0アウト1、3塁とし勝ち越しのチャンスを作り小野寺のボテボテのピッチャーゴロの間に大山がホームに突っ込みますが判定はアウト。続く糸井、梅野、島田もランナーを返すことができず勝ち越しとはなりませんでした。

6回裏ヤクルトの攻撃

この回はピッチャーがアルカンタラに変わりましたが先頭の元山がライト前ヒット、代打嶋が送りバントでチャンスを演出します。そして今日ホームランを打っている塩見があわやホームランかというようなフェンス直撃の2ベースタイムリーヒット。そして3番の山田にもタイムリーが飛び出しヤクルトが2点をリードします。

9回表阪神の攻撃

2アウトランナー1、3塁で一発が出れば逆転という状況を最後に作りましたが、最後まで後一本が出ない流れの悪さが続きました。

まとめ

約4時間20分という今シーズンの神宮球場での試合で一番長い試合時間でした。首位攻防戦の天王山と言われるにふさわしい熱戦でした。しかし阪神としては15安打を放つも4得点、しかもその内2点は相手のエラーであることは反省しなけらばならない点であると言えます。1回から6回までは毎回得点圏にランナーを進めていたのですがそこから点が取れないことが流れを持ってこられなかった、そして相手に逆転された原因であると考えられます。今日の試合の結果をもってヤクルトはマジックを9とし、阪神とのゲーム差は3です。阪神にはこれからの試合を全て勝利で終えた欲しいですよね。そうすれば必ずいい結果は待っているはずです。諦めるには、まだ早い。